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Arle10種

  連日、中国株で手痛い火傷をしている。最悪の事態を想定して‐30%の下げを喰らっても良いようにPFの比率はアリババ、テンセントの2銘柄は合計で6%前後としたがどうやら見通しが甘かったらしい。私の買値を考えると半バガーの憂き目に会うことも現実となってきた。分散しているとは言えこれは中々苦い。 …  確かにチャイナテックは不当に思えるほどディスカウントされて割安に見えた。だが割安に「見えた」だけなのだ。結局の所、正解はマーケットの時価にある。つまるところチャイナのカントリーリスクの見積もりを見誤ったのだ。  私のような陰険なバリュー投資家は常々「市場よりもオレの方が正しい」と腰を据えて図太く構えている物だ。だが、バリュエーションを分析するにあたってはマーケットの時価に耳を傾けるしかない。バリュー投資家とはこの二律背反に苦しむ難儀な動物なのである。  とりあえず、我がPFの問題児二名をどうするか。これは次の決算後に決めるとしよう。今の所当局の規制や罰金がチャイナテックへのビジネスにどう影響を及ぼすか不透明感が強い。今は様子見でロスカットもナンピンもしないし、ましてや啓蒙売りもしない。  まぁ、 体よく言えば分散してるし静観でいいんじゃね。 という事だ。 恥を忍ばずに言うなら塩漬けである。 畜生が。  ともあれ、この自分の見積もりの甘さをいつまでも悔やんでも仕方がない。不測の事態は投資につきものだし。チャイナの地合いが悪い間は日米を狩場にして懐を潤わせるとしよう。  前置きが長くなったが本題に入るとしよう。私はある事件を機に今は亡き友、GE坊やの意思を継ぐと決めた。そこで、彼に倣って「Arle10種」を選定する事にした。坊やさんとの相違点は日株が含まれている事、セクターが過剰にハイテクに偏重していることだろう。もちろんこれには理由がある。インフレに備えて強い価格決定力を持つ大型テック企業にアセットを置くことが適切だと考えたからだ。  Arle10種は以下の通りである。 1. NVDA(エヌビディア) 2.AAPL(アップル) 3.MSFT(マイクロソフト) 4.ETSY(エッツィー) 5.CHWY(チューイー) 6.SHW(シャーウィン・ウィリアムズ) 7.TSM(台湾セミコンダクター) 8.3038(神戸物産) 9.7564(ワークマン) 10.HK:9988(クソババ